横浜市西区みなとみらいの歯科ホワイトスタイルでは、顎関節症の診断から治療、生活指導まで、多角的なアプローチで症状の改善を目指しています。顎関節症は、あごの関節や咀嚼筋に問題が生じ、様々な症状を引き起こす疾患です。口を開けるときに痛みがある、あごから音が鳴る、口が大きく開かないなどの症状があります。原因は一つではなく、複数の要因が重なって発症することが多いため、患者様一人ひとりに合わせた治療が重要です。
歯科ホワイトスタイルでは、詳しい診査と適切な治療で、顎関節症の症状改善をサポートします。
- 「あごが痛い、音が鳴る」とお悩みの方
- 「口が開けにくくなった」という方
まずは一度、ご相談ください。
目次
当院の顎関節症治療における特徴

詳しい診査で原因を特定
顎関節症の治療において、まず重要なのは原因を正確に把握することです。当院では、顎関節や咀嚼筋の痛み、口がどれくらい開くか、あごの動き、関節音の有無などを詳しく診査します。
生活習慣やストレスの状況、歯ぎしりや食いしばりの有無なども詳しくお伺いします。顎関節症は、複数の要因が重なって発症することが多いため、総合的に判断することが重要です。
患者様に合わせた治療プラン
顎関節症の症状や原因は人それぞれ異なるため、画一的な治療ではなく、患者様一人ひとりに合わせた治療プランを立案します。
軽度の症状であれば、生活習慣の改善や自己管理で改善することも多いため、まずは保存的な治療から始めます。治療内容や予後について丁寧にご説明し、患者様が納得した上で治療を進めていきます。
生活指導と継続的なサポート
顎関節症の改善には、治療だけでなく、日常生活での注意点を守ることが非常に重要です。当院では、ストレス管理の方法など、具体的な生活指導を丁寧に行います。
また、セルフマッサージやストレッチの方法もお伝えし、ご自宅でできるケアをサポートします。症状が改善した後も、再発予防のための定期的なチェックを行い、長期的に患者様の健康を見守ります。
顎関節症とは

顎関節症は、顎関節(あごの関節)や咀嚼筋(噛むときに使う筋肉)に問題が生じ、様々な症状を引き起こす疾患です。顎関節は、耳の前あたりにあり、下あごの骨と頭蓋骨をつなぐ関節です。口を開け閉めしたり、食べ物を噛んだりする際に、この関節が複雑な動きをします。
顎関節症は、特定の一つの病気ではなく、顎関節やその周囲の筋肉に起こる様々なトラブルが関係しています。10代から30代の女性に多く見られますが、男性や高齢者でも発症することがあります。
顎関節症の症状

あごの痛み
口を開けるとき、閉じるとき、または食べ物を噛むときにあごが痛みます。痛みの場所は、あごの関節部分(耳の前あたり)や、咀嚼筋(頬やこめかみ、あごの下)などです。安静時には痛みがなく、動かすときだけ痛むことが多いです。
関節音(カクカク、ゴリゴリという音)
口を開け閉めするときに、あごの関節から音が鳴ります。カクカク、ゴリゴリ、ミシミシなど、様々な音がします。音だけで痛みがない場合は、すぐに治療が必要というわけではありませんが、音が大きくなったり、痛みが出てきたりした場合は受診をお勧めします。
口が開けにくい(開口障害)
口が大きく開かない、または開けるときに引っかかる感じがします。正常な開口量は、指が縦に3本入る程度ですが、顎関節症では指2本分以下しか開かないこともあります。朝起きたときに特に開けにくく、徐々に開くようになることもあります。
噛み合わせの違和感
急に噛み合わせが変わったように感じたり、うまく噛めなかったりします。食事がしづらくなることもあります。
その他の症状
頭痛、首や肩のこり、耳の痛みや耳鳴り、めまい、目の疲れなど、一見あごとは関係ないような症状が出ることもあります。これは、顎関節やその周囲の筋肉が、頭や首の筋肉とつながっているためです。
顎関節症の原因
歯ぎしり・食いしばり

睡眠中の歯ぎしりや、日中の無意識の食いしばりは、あごの関節や筋肉に過度な負担をかけます。ストレスが多い方に起こりやすく、顎関節症の大きな原因の一つです。
噛み合わせの問題

歯並びや噛み合わせが悪いと、特定の歯や関節に負担がかかりやすくなります。歯が抜けたまま放置している、高さの合わない詰め物や被せ物があるなども、噛み合わせのバランスを崩す原因となります。
生活習慣
頬杖をつく、片側だけで噛む、うつ伏せで寝る、長時間のスマートフォンやパソコンの使用による姿勢の悪化など、日常の何気ない習慣が顎関節に負担をかけていることがあります。
ストレス
精神的なストレスは、無意識の食いしばりや歯ぎしりを引き起こし、筋肉の緊張を高めます。ストレスが多い現代社会では、顎関節症の大きな原因の一つとなっています。
外傷
転倒や事故などで、あごを強く打ったり、口を大きく開けすぎたりすることで、顎関節を傷めることがあります。スポーツ中の接触や、歯科治療で長時間口を開けていることも、関節に負担をかけることがあります。
関節の構造的な問題

顎関節の中には、クッションの役割をする「関節円板」というものがあります。この関節円板がずれたり、変形したりすることで、顎関節症の症状が出ることがあります。
顎関節症の診断方法
問診
いつから、どのような症状があるか、痛みの場所や程度、日常生活への影響などを詳しくお伺いします。生活習慣、ストレスの状況、歯ぎしりや食いしばりの有無、既往歴なども確認します。
触診・視診
顎関節や咀嚼筋を触って、痛みや筋肉の緊張、腫れなどを確認します。口の開け閉めをしてもらい、開口量、あごの動き、関節音の有無などを観察します。噛み合わせの状態もチェックします。
画像検査
レントゲン撮影により、顎関節の骨の形や位置を確認します。より詳細な検査が必要な場合は、専門医療機関での検査をご紹介しています。
顎関節症の治療方法
顎関節症の治療は、症状の程度や原因に応じて、様々な方法を組み合わせて行います。多くの場合、保存的な治療で改善します。
生活習慣の改善と自己管理
軽度の顎関節症であれば、生活習慣の改善や自己管理で症状が改善することも多いです。硬いものを避ける、大きく口を開けない、頬杖をつかない、片側だけで噛まない、ストレスを減らすなどの指導を行います。
スプリント療法(マウスピース治療)

スプリントと呼ばれるマウスピースのような装置を作製し、主に就寝時に装着します。これにより、あごの関節や筋肉への負担を軽減し、歯ぎしりや食いしばりから歯を守ります。正しい顎の位置に誘導することで、関節や筋肉への負担を減らす効果もあります。
当院では、患者様のお口に合わせたスプリントを精密に作製します。スプリントには、スタビライゼーション型(安定型)やソフトタイプ、硬質タイプなど、いくつかの種類があり、症状や目的に応じて使い分けます。
噛み合わせの調整
噛み合わせの不調が原因の場合は、一部の歯をわずかに削ったり、詰め物やかぶせ物を調整したりすることで、正しい噛み合わせへと導きます。歯が抜けたまま放置している場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで欠損を補います。
理学療法
温熱療法(患部を温める)、マッサージ、ストレッチなどにより、筋肉の緊張をほぐし、血行を改善します。当院では、ご自宅でできるセルフマッサージやストレッチの方法も指導します。
関節洗浄・外科的治療
保存的な治療で改善しない場合や、関節の構造的な問題が大きい場合は、関節洗浄や外科的な治療が必要になることがあります。このような専門的な治療が必要な場合、大学病院など専門医療機関へご紹介いたします。
顎関節症の予防とセルフケア

日常生活での注意点
硬い食べ物や、ハンバーガー、りんごの丸かじりなどの大きく口を開けて食べる必要のあるものは避けましょう。食事は両側の歯で均等に噛むようにします。
大きなあくびや、笑いすぎによる大きな開口は避けましょう。頬杖をつかない、うつ伏せで寝ない、長時間同じ姿勢を続けないなど、あごに負担をかけない姿勢を心がけます。
スマートフォンやパソコンを使用する際は、画面を見下ろす姿勢が続くと、首や肩の筋肉に負担がかかり、それがあごの筋肉にも影響します。適度に休憩を取り、ストレッチをしましょう。
ストレス管理とリラクゼーション
ストレスは、無意識の食いしばりや歯ぎしりを引き起こす大きな要因です。十分な睡眠、適度な運動、趣味の時間など、ストレスを解消する方法を見つけましょう。深呼吸や瞑想、ヨガなどのリラクゼーション法も効果的です。
日中、無意識に食いしばっていることに気づいたら、意識的に力を抜きましょう。「上下の歯を離す」ことを意識するだけでも、あごへの負担が減ります。
セルフマッサージとストレッチ
咀嚼筋(頬やこめかみ)を優しくマッサージすることで、筋肉の緊張をほぐすことができます。人差し指から薬指までの3本の指で、円を描くように優しくマッサージします。痛みが強い場合は無理をせず、温めるだけでも効果があります。
首や肩のストレッチも、あごの筋肉の緊張緩和に効果的です。デスクワークの合間に、首をゆっくり回したり、肩を上下に動かしたりしましょう。
よくある質問
顎関節症は自然に治りますか?
軽度の顎関節症であれば、生活習慣の改善や自己管理で症状が改善することもあります。硬いものを避ける、大きく口を開けない、頬杖をつかない、ストレスを減らすなどを心がけてください。しかし、症状が続く場合や悪化する場合は、適切な治療が必要です。放置すると、慢性化して治りにくくなることもありますので、早めに受診することをお勧めします。
顎関節症の治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
症状の程度や原因によって異なりますが、軽度であれば数週間から数か月で改善することが多いです。スプリント療法を行う場合、効果が出るまでに通常1〜3か月程度かかります。慢性化している場合や、症状が重い場合は、半年以上かかることもあります。
治療効果を高めるためには、患者様ご自身の生活習慣の改善やセルフケアが非常に重要です。定期的に通院し、経過を見ながら治療を進めていきます。
スプリントは一生使い続けないといけませんか?
症状が改善すれば、スプリントの使用を徐々に減らしていくことができます。最初は毎晩装着していたものを、週に数回、さらには症状が出そうなときだけ使用する、というように段階的に減らしていきます。ただし、歯ぎしりや食いしばりの癖が強い方は、予防のために長期的に使用することをお勧めする場合もあります。
あごが鳴るだけで痛みはありません。治療は必要ですか?
関節音だけで、痛みや開口障害がない場合は、すぐに治療が必要というわけではありません。しかし、音が大きくなったり、痛みが出てきたりした場合は受診をお勧めします。また、定期的に検診を受け、経過を観察することで、症状の悪化を防ぐことができます。気になる方は一度ご相談ください。
顎関節症と歯ぎしりは関係ありますか?
はい、密接に関係しています。歯ぎしりや食いしばりは、あごの関節や筋肉に過度な負担をかけ、顎関節症の大きな原因の一つです。睡眠中の歯ぎしりは自分では気づきにくいため、家族に指摘されたり、朝起きたときにあごが疲れている感じがしたりする場合は、歯ぎしりをしている可能性があります。スプリント療法により、歯ぎしりから歯とあごを守ることができます。